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「生活がままならなくなる前に」住まいの備えを考える
2025.07.07
先日、80歳代のお客様に住宅をご案内する機会がありました。
案内中の様子から、足腰に不安を抱えていらっしゃることが見て取れ、住まいの条件にも体の負担を軽減する工夫が求められていると感じました。現在は介護保険の認定を受けているものの、日々の食事づくりや階段の上り下りが大きな負担になっており、支援なしでは生活が難しい状況に近づいているようでした。
家の中の段差、手すりの有無、トイレや浴室までの動線など、健康なうちは気にならない要素も、年齢を重ねるにつれて「住みづらさ」へと変わります。サービスを利用できる方はまだ良いのですが、介護認定がない場合や、急な体調変化があった際に備えておくことが大切です。
「将来を見据えた住まい選び」は非常に重要な視点です。今は大丈夫と思えても、住み慣れた家が本当に“住み続けられる家”かどうか、定期的に見直しておくことをおすすめします。