ブログ
「住宅ローンは“返せる金額”で考えよう」
2024.08.05
~目安にとらわれず、暮らしに合った計画を~
住宅ローンを組む際、年収の25%が返済の目安とされていますが、実際にはそれ以下で計画する方が安心です。重要なのは「無理なく返せる金額」を把握すること。
目安に頼らず、現在の家賃と貯蓄額を基に、購入後に必要な貯蓄や住居費(光熱費の増加や教育費など)を差し引いて、現実的な年間返済可能額を算出しましょう。それを月割りにして無理がなければ、返済可能なラインとなります。
また、つみたてNISAやiDeCoを活用している方は、それらの積立額も家計に影響するため注意が必要です。借入額を決める前に、実生活に即した数字で検討を。無理な借入は、将来的な生活のゆとりを奪いかねません。住宅購入は「借りられる額」ではなく「返せる額」で判断することが、長く安心して暮らすための鍵です。