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解体後の落とし穴?雨水の排水ルートに要注意!
2025.06.30
建物を解体したあと、土地が平坦になったからといって安心してはいけません。実は、雨水の排水ルートが整っていないことで思わぬトラブルを招くことがあります。特に梅雨やゲリラ豪雨の多い時期は要注意です。
雨水が地中へ自然に浸透せず、流れの方向が変わることで、隣地へ水が流れ込み、地盤の崩れや家屋への被害につながるケースもあります。もともとあった雨樋や排水設備が撤去されている場合はなおさらです。
売却予定の土地であっても、適切な排水対策をしておくことは、近隣とのトラブル防止の観点からも非常に大切です。簡易的な排水溝や砂利の設置など、専門家への相談をおすすめします。
「解体して終わり」ではなく、「その後の管理」までが売主としての責任です。少しの対策が、大きな安心につながります。