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住宅ローン、じわじわ上がる?金利動向に注意を
2025.07.10
7月9日のニュースで、国の借金を運用するために発行されている「10年物の日本国債」の利回りが、1.5%台まで上がったことが報じられました。これは約1か月ぶりの高い水準です。参議院選挙では、給付金や消費税の減税・廃止を掲げる政党もあり、こうした政策が財政のゆるみにつながるのではないかと心配する投資家が、国債を売る動きを強めたと思います。
このような国債利回りの上昇は、住宅ローン金利にも影響を及ぼす可能性があります。特に、固定金利型のローンは長期金利と連動しやすく、今後の動向によっては「今より高い金利で借りるしかない」という局面が出てくるかもしれません。
これから家を買おうと考えている方や、変動金利で借りている方は、「金利が上がると返済額はどうなるか?」を一度シミュレーションしておくと安心です。
低金利時代の終わりが見え始めた今こそ、住宅ローンの見直しや早めの行動が、家計の防衛策になります。
住宅購入は「タイミング」が重要。気になる方は、早めに不動産会社や金融機関に相談することをおすすめします。