ブログ
「買う vs 借りる」資産と支出の考え方とは?
2025.07.11
家を買うと、毎月ローンを払っていく一方で、建物の価値は時間とともに減っていきます。これを「原価償却(減価償却)」といい、たとえば建物の価値が20年でゼロになるとすれば、毎月数万円ずつ資産価値が減っていることになります。
一方、賃貸で暮らす人は、家主が購入した建物の費用を、家賃として払うことで一部「肩代わり」しているとも言えます。つまり、借りて住むことも、間接的に建物の原価償却に関わっているという見方ができます。
結局のところ、家を買うか借りるかは、損得だけでは決められません。老後の安心を重視するなら購入も良い選択肢ですし、身軽さやライフスタイルの変化を優先するなら賃貸も十分に魅力的です。
それぞれの選択には、メリットと注意点があります。重要なのは、「どちらが自分に合っているか」を、資産・生活・将来のバランスで考えることです。