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長崎市の暮らしや住まいが改善?それでも不動産市場は鈍化傾向

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長崎市の暮らしや住まいが改善?それでも不動産市場は鈍化傾向

2025.09.04

全国136都市ランキングで長崎市は「生活・居住」の評価が大きく改善し、43位に上昇しました。生活基盤や住環境の整備が進んだことは、市民にとって安心材料といえます。

しかし、不動産市場全体の動きを見ると鈍化傾向が感じられます。住宅供給が多くなることで選択肢は増えますが、その一方で需要が伸び悩み、家賃や売却価格は競争によって抑えられる場面も増えています。特に賃貸では、従来の条件のままでは入居者が集まりにくく、オーナーが家賃を下げたり、設備改善で差別化を図る必要が出てきています。

このように「生活の質が向上した地域」だからといって、不動産の価値が自動的に上がるわけではありません。むしろ供給過多や人口減少といった背景により、市場は以前よりシビアになっているのが現状です。

住まい探しをされる方にとっては好条件で契約できる可能性が広がる一方、貸す側・売る側はより戦略的な対応が求められる時代になっています。