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住宅ローン減税の延長議論と中古住宅への追い風
2025.12.05
住宅価格の高騰が続くなか、住宅ローン減税を2025年以降も延長する方向で政府・与党の議論が進んでいます。物価や建材費の上昇によって新築価格は一段と高くなり、家計にとって住宅取得のハードルは上がるばかりです。減税制度が維持されれば、その負担を少しでも抑える助けになります。
今後は中古住宅への支援を広げる案も出ており、「できるだけ価格を抑えて購入したい」という人には、より選択肢が増える見通しです。特に中古物件は、新築に比べ価格が安く、金利上昇局面でも月々の返済額を抑えやすい点が魅力です。最近では質の高い物件も増えており、住まいの選び方が多様化しています。
一方で、金利動向を不安に感じている方も多いと思います。日銀は段階的に政策運営を進めていますが、急激な金利上昇を避ける姿勢を取っており、大きく跳ね上がる状況にはなりにくいと見られています。とはいえ、少しの金利変動でも返済負担は変わるため、減税制度の継続は安心材料になるでしょう。
住宅取得を考えるなら、制度変更のタイミングや金利動向を確かめつつ、自分の返済計画に無理がないかをしっかり見極めることが大切です。中古住宅の選択肢が広がれば、より現実的にマイホームを検討できるようになるかもしれません。