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登記簿だけじゃ足りない?売却時に確認すべき書類とは
2025.07.14
ご自宅を売却しようと考えたとき、「登記簿があれば大丈夫」と思っていませんか?
もちろん登記簿謄本(登記事項証明書)は大切な書類ですが、実はこれは法務局で誰でも取得できる“公的な情報の証明”にすぎません。
不動産会社がまず注目するのは、その建物が建築確認と完了検査を経て「検査済証」が発行されているかどうかです。これは建物が法令に適合して建てられたことを証明する重要な書類です。
特に近年は、買主側も耐震性や違法建築に対して敏感になっており、「検査済証がない」と売却時に説明や価格交渉が必要になるケースもあります。
売却準備を進める際は、まず登記簿とあわせて、「建築確認通知書」や「検査済証」があるかどうかを確認してみましょう。
もし紛失している場合でも、代替資料の用意について不動産会社に相談することが大切です。
書類の準備ひとつで、売却がスムーズになることもあります。見直しは“今”がチャンスです。