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空き家の「そのまま放置」、命にかかわる危険も
2025.07.16
長崎市内で起きたアパートの階段踊り場の崩落事故。空き家となっていた建物の老朽化が原因とみられ、現場では1人が死亡、1人が重傷を負うという大変痛ましい出来事となりました。
この事件は、空き家を放置することがどれほど危険かを改めて突きつけた形です。
外階段や外壁、屋根材などは時間とともに劣化します。見た目には分からなくても、構造部の腐食や緩みが進行していることは多く、ちょっとした衝撃で崩落する可能性もあるのです。
実際に、近隣住民からの通報で行政が動き、空き家の指導が行われていたものの、改善が間に合いませんでした。
空き家の所有者は「自分が住んでいないから関係ない」と思わず、周囲の安全にも責任があると認識し、定期的な点検や修繕を怠らないことが重要です。
もし遠方にお住まいで管理が難しい場合は、不動産会社などに相談することをおすすめします。放置は、命と財産にかかわるリスクになります。